会長挨拶
(一社)宮城県建築士会会長 佐藤幸吉
この度、宮城県建築士会の会長に新たに就任した佐藤幸吉です。理事役員をはじめ会員の皆様とともに、宮城県建築士会の発展のために精一杯頑張りますのでよろしくお願い致します。
コロナ禍が続いている影響で、会員の皆様も普段の生活や業務に、支障が出ていると思います。建築士会も委員会・支部の活動も制約を受けて思うように出来ませんでした。副会長として申し訳なく感じていました。
今回、12年間務めた砂金会長が勇退し後任として指名された時はまさに青天の霹靂でした。コロナ禍と会員減少の中で新体制が始まりました。本当に前途多難な状況と感じています。
最優先事項は会員の増強ですが、個人会員も重要ですが宮城県建築士会では事業所会員制度を創り、賛助会員制度も改正しております、建築業界全体への周知広報が必要であり募集をしていきます。会員増強は、会員一人一人の協力と意識改革が必要であります。
次に、魅力ある建築士会を創ることです。委員会活動や支部活動の推進し、そして青年部会女性部会の活発な運営であります。東北ブロック青年大会宮城大会を3月に、コロナ禍で延期した地域実践活動を11月に実施しました。
また、「建築士の日」のイベントを10年ぶりに開催しました。会員と賛助会員の地域に発表の機会として重要と感じました。次年度も継続して行きたいと考えています。支部活動においても、講習会・研修会・見学会などブロックごとに、企画開催の推進を考えています。
最後に、「公共建築物等における木材の利用促進に関する法律の一部を改正する法律」が成立し、脱炭素社会の実現のため、国土交通省と(公社)日本建築士会連合会との間で「建築物木材利用促進協定」を締結しました。木のまちづくり部会が新設され、当会も協力しています。また宮城県CLT等普及協議会にも参画しており、CLTユニット開発や超厚合坂開発を進めております。
コロナ禍のなかでも、広く社会に貢献するという目的を実現する為、活動して行きますので、ご支援・ご鞭撻をよろしくお願いします。