会長挨拶
(一社)宮城県建築士会会長 佐藤幸吉
一般社団法人宮城県建築士会は、建築士法に基づく建築士資格者の団体です。
社会と建築文化の発展に貢献し、県民のためになる事業を実施しています。
東日本大震災の時は、被災建築物の応急危険度判定を、市町村の要請により全県的に実施し、危険判定の赤色表示・注意の黄色表示・安全の緑色表示を被災した建築物に掲示し活躍しました。そして建築相談事業を継続しております。
本会は、建築士を創り育てる団体です。建築士を育てる事業として各種講習会の実施、まちづくり活動の研修会、高校生を対象にした建築甲子園等を開催しています。 また建築士のスキルアップを目的としたCPD制度や、業務上の得意分野がわかる専攻建築士制度を運営しています。
皆様には、建築士会をお気軽に相談や利用して下さい。
私たちは皆さまのために、まず魅力ある建築士会を創ることです。各種委員会活動や支部活動の推進、そして青年部会・女性部会の活用です。東北ブロック青年大会宮城大会を3月に、コロナ禍で延期した地域実践活動を11月に実施しました。また、「建築士の日」のイベントを10年ぶりに開催しました。次年度も継続して行きたいと考えています。支部活動においても、講習会・研修会・見学会などブロックごとに、企画開催を進めて行きます。
最後に、「公共建築物等における木材の利用促進に関する法律の一部を改正する法律」が成立し、脱炭素社会の実現のため、国土交通省と(公社)日本建築士会連合会との間で「建築物木材利用促進協定」を締結しました。木のまちづくり部会が新設され、当会も協力しています。また宮城県CLT等普及協議会にも参画しており、CLTユニット開発や超厚合坂開発を進めております。
子供時の「積み木建築」を夢見ています。
コロナ禍のなかでも、広く社会に貢献するという目的を実現する為、活動して行きますので、ご支援・ご鞭撻をよろしくお願いします。