09 見龍院霊屋


見龍院霊屋

見龍院霊屋
見龍院霊屋
涌谷伊達家4代安芸(伊達宗重)の霊屋で、棟札に寛文13年(1673)上棟とある。­大きさ4.09m四方。屋根は宝形造銅板葺。室内は石敷で奥の壇上に宗重の木像をおく­。当時の霊屋遺構の中で土間式は珍しい。門前の石造五重塔、同水盤、同盥石は宝前に供­えたもので、霊屋とほぼ同時代のものである。見龍院はもと円同寺と称し、頽廃していた­ものを天正19年(1591)亘理重宗が涌谷に移った時、位牌寺として再興した禅寺で­ある。
■宮城県指定有形文化財 / 宮城県遠田郡涌谷町
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